甘酒の季語は夏。江戸時代、甘酒は暑い夏を乗り切る「必須アミノ酸強化飲料、総合ビタミンドリンク剤」だったそうです。
ビタミンB1、B2 、B6パンテント酸といった天然型吸収ビタミンや、すべての必須アミノ酸を麹菌が作って米麹に残し、さらに大量のブドウ糖を含んでいるので、脳の栄養をはじめ全身のエネルギー源になります。
小さなお子さんからお年寄りまで安心して飲むことができます。麹菌で作る甘酒は、点滴の成分と似ていることから「飲む点滴」とも言われています。
甘酒の効能
- 強力な抗酸化作用をもち、活性酸素を除去効果
- 抗がん成分を含み、ガン細胞を抑制し免疫力を高める効果
- 血圧を下げる効果
- 肥満防止など生活習慣病にも有効
- 美肌・育毛効果
甘酒の作り方
材料
米麹(こうじ): 1カップ
ご飯: 4カップ
水: 3カップ~7カップ
作り方
上記の材料をよく混ぜ、電子炊飯ジャーに入れ、「保温」スイッチを入れて6~8時間発酵させる。
召し上がり方
そのままお粥のようにして召し上がっても、水やお湯で割って飲むことも出来ます。
お米のつぶつぶが苦手な方は、ミキサーで攪拌してください。
- ポイント
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- ※必ず「保温」の温度は60℃前後に保つ。60℃以上になると麹菌死滅します。
「保温」の温度が60℃以上になる時は、割ばしなどを蓋にはさんで熱を逃がすようにする。
- ※麹は酒粕ではなく、麹屋さんの麹です。
- ※温度を一定に保つことで甘みが増し美味しくなります。
- ※必ず「保温」の温度は60℃前後に保つ。60℃以上になると麹菌死滅します。
「保温」の温度が60℃以上になる時は、割ばしなどを蓋にはさんで熱を逃がすようにする。
麹は1キロ、1.000円前後。1キロで1か月分作ることができます。市販のサプリメントは保険衛生法で加熱処理されていることが多いので、酵素菌は死滅しています。ご自分の手で作ると栄養価にも優れ、しかも安価に作ることができます。
保温ポットでも簡単に作れますので、ぜひトライしてみてください。