YHソープ(洗顔石鹸)の製造工程
YHソープ(洗顔石鹸)は伝統的な製造法で作られる枠練り透明石鹸です。 合成界面活性剤(石油系・植物系とも)・香料・保存料・発泡剤は使用していません。YHソープ(洗顔石鹸)は低刺激ですので、敏感肌・トラブル肌、アトピー肌、ニキビ肌にもお使いいただけます。
- 原材料を鹸化釜に入れて1日かけてゆっくりと攪拌し鹸化します。
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石鹸化釜鹸化とは、油脂(石ケン素地の動植物の油)がアルカリの作用(水酸化ナトリウム)でグリセリンと石けんになる化学反応のことです。
石鹸化の様子石けんの原料は油・水・水酸化ナトリウムです。 油脂を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で反応させて時間をかけてつくりあげること で、油脂に含まれていた天然のグリセリンが自然な形で溶け込み、マイルドで高品質 の石鹸ができあがります。
- STEP1で鹸化された液体をろ過し、型に流し込みます。
1日かけて冷却固化したものを石けんの型に切り分けます。 -
ろ過の様子
型に流し込む
冷却固化に入る前にpHや水分を計測、肌に刺激がないか試験します。室温でゆっくりと冷却固化
熱いゲル状の透明石けんの素地を、枠に流し込んで冷やし固めていきます。透明石けんの持ち味である美しさを生かすためには、固化するときの温度や時間の管理が重要です。これらを支えているのが、熟練した職人さんたちのコツとカンで作業が進められます。- その後、約10日ほど乾燥させます。
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乾燥機などは使わずに自然乾燥させます。石けんの型に切り分けられ完成品に近いものになってきていますね。でも、乾燥圧縮前なので、1個1個がまだ大きいです。
スノコに並べるときに石けんを取り上げる、置く、といった何気ない作業にも心配りが必要で、繊細な手仕事が続きます。
- 石けんをお湯につけて1つ1つ丁寧に磨き、
艶と透明感を出し、同時に石鹸のキズを取ります。 -
乾燥した石鹸を人肌程度のぬるま湯(37〜38℃)にくぐらせ、湿ったタオルで一個一個手作業で石鹸の表面を磨いていきます。この工程をおろそかにすると、出来上がった時のツヤや透明感など仕上がりに影響してきます。
- その後、圧縮して成型をし、 さらに約70日〜80日自然乾燥させます。
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この間に石けんが徐々に透明になっていきます。YHソープ(洗顔石鹸)は、最後まで泡立ち、割れないで使えると、ご愛用いただいている方からお褒めの言葉を頂戴します。それは長期にわたる自然乾燥の贈物。 まさに自然が織りなす時間の贈り物なのです。
- もう一度、石けんをお湯につけて、再度磨き、艶と透明感を出します。
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乾燥熟成後、仕上げ工程に入ります。透明石けんは、ひとつひとつ手で磨かれます。透明石けんがもつ美しさを引き出すには、磨き方はもちろん、石けんの持ち方などにも心配りが必要です
- この後、縦型足打機を使って
1 つ1つ職人さんの手作業で刻印を行います。 -
刻印の様子刻印はまさにYHソープ(洗顔石鹸)の命を吹き込む瞬間!
刻印されました!その後、更に1日乾燥させます。刻印された時の私たち造り手の気持ちは感激もひとしお。
でも、まだ最後の仕上げが残っています。
- 刻印の後、更に1日乾燥させ、
もう一度磨き上げ1個、1個包装されます。 -
刻印後に、一日乾燥させる工程によって石鹸は、より透明でより品質の高いものになります 。
YHの刻印を上にしてフィルム包装の機械にかけます。透明石けんは、透明度が命。
透明度の高いほど、高品質だとされています。
この後、検品などが行われますグラム数が足りているか、傷や変形の有無、透明度など製品として出荷するのに値しない物はないかと、抜き打ち検査をします。
検品が終わると、個箱、段ボールに詰められ、いよいよ出荷です。
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