正しい入浴法~腰湯
胸から下(できれば腰から下)だけをお湯につけます。
お湯の温度はご自分の体温+4℃が適温。
20~30分入っていると体の芯から温まって、汗が出はじめ気持ち良くなります。
腕もつけないように。
時々20~30秒だけ肩までつかるのはOK。
※湯上り後はまず靴下をはき、下半身にスパッツなど多めに着ましょう。常に頭寒足熱を心がけましょう。
足湯の方法
熱めのお湯の入ったバケツに両足をつけて温めましょう。ビニール袋でバケツごとスッポリ包むとお湯がさめにくいです。上半身はできるだけ薄着。体全体がポカポカと暖かくなるまで(約30分以上)浸かりましょう。お湯がさめたら少しずつお湯を足します。
※冷えの強い時、下痢・腹痛・頭痛など体調が悪く、腰湯ができない時にお試し下さい。
衣類の工夫
人間の体は自然治癒力が備わっていて、頭寒足熱を保っていると排毒作用(病気にならないように、常に少しずつ様々な形で毒を体外に出す作用)が活発になります。皮膚の表面からも絶えず多くの毒が出ていて、この皮膚呼吸を妨げないような衣服を身につける事が非常に大切なのです!
頭寒足熱
腰から下は真冬に近い服装で、腰から上は真夏に近い服装で。足首から先は真夏でも真冬と同様に暖めましょう。
服と体はつかず離れず
服は体から3~4センチの隙間ができるように少しダブついている感じがベスト体を締めつけた服装は皮膚からの病毒の出口が塞がれ、血管も圧迫されて血液の循環が妨げられます。
※衣類は体の「煙突」のつもりで!
体のまわりにいつも空気の流れをつくってあげると皮膚から出る病毒も抜けやすいのです。
体に直接触れる下着は天然素材を
麻がベスト。麻は保湿性にすぐれ排毒作用も強い上、外からの毒をシャットアウトするという、非常にすぐれた素材です。木綿は吸毒作用はありますが排毒作用に欠けます。